(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より)
■痔瘻の症状
・痔瘻(じろう、蓮痔、穴痔)は、肛門の周辺に穴ができて、
そこから膿が出る疾患です
「穴痔」とも呼ばれ、肛門部に膿のトンネル(瘻管)が、
できた状態のことです
多くは下痢などの時に肛門小窩に便が入り、
それによって細菌が肛門周囲に侵入して炎症を起こし、
肛門周囲膿瘍となった後に、肛門周囲に排膿することで生じます
・肛門周囲の深い所で膿瘍が発生した場合には、
自然に排膿することがなく、発熱など重症化し、場合によっては、
敗血症やガス壊疽を起こす危険があるため、
切開して排膿する必要があります
・肛門周囲ではなく、上行して直腸周囲に炎症が及んだ場合は、
直腸周囲膿瘍となり、重症化します
・肛門周囲膿瘍と排膿を繰り返しやすく、
肛門周囲膿瘍で痛みなどが生じ、また排膿によって下着が汚れたり、
悪臭がしたりすることもしばしばとなります
・一度できてしまった瘻管が自然に閉鎖することはなく、
完治のためには手術が必要です
放置すると複数の瘻管が形成されたり、
瘻管が枝分かれして網目状になることもあります
痔瘻から癌(痔瘻癌)が発生することもあり、
なるべく早期の診察・治療が望まれます
痔瘻(じろう)の衝撃写真!